(2020/10/01) 厚生労働省からのお知らせ
介護保険最新情報vol.875が発表されましたのでお知らせします。
内容は「和元年度介護保険事務調査の集計結果について」です。
介護保険料の未納者が過去最多に
保険料上昇や高齢化の進行などで、介護保険料長期滞納者は増加傾向。
介護保険料を滞納したことで保険者の資産を差し押さえられた人数が、データがある2013年度以降で、最多の19,221人となった。
調査は平成31年4月に実施。全国1,741市町村(1,571保険者)が対象。
滞納者が増加している理由
介護保険料の滞納者が増加している理由の1つに単純に65歳以上の高齢者の増加が上げられます。
だが、滞納者が増加する大きな理由としては、介護保険料が大幅に引き上げられ経済的に苦しい人が増えてきたためと考えられます。
2018~20年度の65歳以上の介護保険料が全国平均で月5869円になり、15~17年度に比べ6.4%の上昇。制度が始まった00~02年度と比べほぼ2倍の水準まで高まった。