「介護ロボット」と「重点分野」について

介護ロボットとは、ロボット技術が応用され利用者の自立支援や介護者の負担の軽減に役立つ介護機器を介護ロボットと呼ばれている。

以下3つの要素技術を有する、知能化した機械システム。

① 情報を感知(センサー系)

② 判断し(知能・制御系)

③ 動作する(駆動系)

従来の福祉用具では、各要素の1つか2つを満たすものが多かった。

そのため、介護ロボットは、従来のものと比べて優れているケースが多い。

しかし、一方で通信環境の整備といった別のコストが発生する可能性もある。

各施設が、施設内で本当に必要な機器の選択が重要です。

出典:ロボット技術の介護利用における重点分野(概要)[PDF形式:173KB]別ウィンドウで開くhttps://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/2_3.pdf

厚生労働省は、経済産業省とともに「ロボット技術の介護利用における重点分野」を6分野13項目定め、その開発・導入を支援しています。

①  移乗支援

②  移動支援

③ 排泄支援

④ 見守り・コミュニケーション

⑤ 入浴支援

⑥ 介護業務支援

上記の6分野は、介護現場のニーズに合わせて設定されています。平成26年2月の改訂までは、5分野8項目でした。改訂の際に、1分野(⑥介護業務支援)と5項目が追加されています。

上記分野の中で、特に「④見守り・コミュニケーション」での介護ロボット導入補助金を活用して、導入や普及が進んでいます。しかし、補助金だけで全分野を網羅できているわけではなく、また導入支援補助金を受けられない施設も多くあります。

新しい介護制度「LIFE」や新しい加算項目等が、毎年のように発表されている。そのような変化が激しい介護業界で生き抜くために、是非とも弊社にも貴施設を守るお手伝いをさせて頂きたいと思っております。お気軽にお問い合わせください。