新潟県では令和7年度、「介護テクノロジー導入支援補助金」の募集が開始されました。介護現場の生産性向上や職員の負担軽減を目的に、介護ロボットやICT機器の導入費用を補助する制度で、CareBirdのような見守り機器も対象となっています。
■ 補助金の目的
介護テクノロジーの試用的な導入を支援することで、介護従事者の負担軽減や職場環境の改善を図り、介護サービスの質の向上を目指す制度です。導入後の定着を促進することで、継続的な業務改善と人材定着にもつながります。
■ 対象事業者
- 新潟県内の介護保険法に基づく指定介護サービス事業所
- 養護老人ホーム・軽費老人ホームなどの福祉施設
■ 補助対象機器
- 介護ロボット(移乗支援、入浴支援、見守りなど)
- ICT機器(介護記録ソフト、請求ソフト、タブレット、PC、インカムなど)
- 通信環境整備(Wi-Fiルーター、ネットワーク機器など)
※補助対象機器は、公益財団法人テクノエイド協会が提供する「福祉用具情報システム(TAIS)」に登録されているものが原則対象です。
■ 補助率・上限額
- 補助率:導入費用の 1/2(50%)、要件を満たす通信環境整備の3/4(75%)
- 上限額(機器ごと):
- 見守りセンサー:30万円/台
- タブレット・PC:10万円/台
- 介護記録ソフト:30万円/事業所
- 通信環境整備:3/4 or 200万円/事業所
■ 申請方法と期限
- 申請方法:新潟県電子申請システムより申請(オンライン提出)
https://apply.e-tumo.jp/pref-niigata-u/offer/offerList_detail?tempSeq=24805 [www.pref.n…gata.lg.jp] - 申請期限:令和7年12月26日(金)まで
※予算上限に達した場合は早期締切となる可能性あり - 導入・支払い期限:令和8年3月31日までに完了が必要
■ 必要書類
- 補助金交付申請書一式
- 見積書・カタログ・TAISコード記載資料
- 業務改善計画書(様式あり)
- 実績報告書(導入後)
※申請前に交付要綱をよく確認し、必要書類を揃えて提出してください。
■ 導入のメリット
補助金を活用することで、以下のような効果が期待できます:
- 職員の負担軽減:夜間の巡回業務や記録業務の効率化
- 利用者の安全確保:転倒・徘徊などのリスクを早期に察知
- 業務の標準化:ICTによる記録の一元管理
- 介護報酬加算の取得支援:夜間支援体制加算などの要件を満たしやすくなる
■ CareBirdも補助対象機器です
CareBirdの非接触型睡眠センサーは、TAISに登録された介護テクノロジー機器として、本補助金の対象となります。呼吸・脈拍・体動をリアルタイムで検知し、夜間の異常を即座に通知。職員の負担軽減と利用者の安全確保に貢献します。
また、介護記録ソフトとの連携も可能です。導入に関するご相談や申請サポートも承っております。
■ まとめ:補助金を活用して介護現場のDXを加速
新潟県の「介護テクノロジー導入支援補助金」は、介護現場の課題解決に向けた強力な支援制度です。最大3/4の補助を活用して、ICT機器の導入による業務効率化とケアの質向上を実現しましょう。
CareBirdでは、補助金申請に必要な書類の準備から導入後の運用支援まで、ワンストップでサポートいたします。ご興味のある事業所様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
