和歌山県では令和7年度、「介護テクノロジー定着支援事業補助金」の2次募集が開始されました。介護現場の生産性向上や職員の負担軽減を目的に、介護ロボットやICT機器の導入費用を最大3/4まで補助する制度です。
この補助金は、介護事業所が最新のテクノロジーを導入する絶好の機会であり、CareBirdのような見守り機器も対象となっています。
■ 補助金の目的
介護従事者の離職防止や職場環境の改善を図るため、業務負担の軽減や効率化に資する介護テクノロジーの導入を支援する制度です。導入後の定着を促進することで、継続的な業務改善と人材定着にもつながります。
■ 対象事業者
- 和歌山県内の介護保険法に基づく指定介護サービス事業所
- 養護老人ホーム・軽費老人ホーム(老人福祉法に基づく)
■ 補助対象機器と補助額
| 補助区分 | 補助率 | 補助上限額 |
|---|---|---|
| 介護テクノロジー(介護ソフト除く) | 3/4 | 100万円/台(移乗・入浴支援等)、30万円/台(その他) |
| 介護ソフト | 3/4 | 100万~255万円/事業所(職員数等により変動) |
| パッケージ型導入 | 3/4 | 最大400万円/事業所 |
| 業務改善支援と一体型導入 | 3/4 | 最大45万円/事業所 |
※千円未満切り捨て。TAIS未掲載機器の場合は別途資料提出が必要です。
■ 申請期間と流れ
- 申請期間:令和7年10月24日(木)~11月14日(木)必着
- 交付決定:令和7年12月末予定
- 事業実施期間:交付決定後~令和8年1月末
- 実績報告期限:令和8年2月10日まで
- 補助金支払:令和8年3月下旬予定
※事業の実施は交付決定後から。事前発注・支払いは補助対象外となります。
■ 申請に必要な書類(一部抜粋)
- 交付申請書、定着計画書、所要額調書、収支予定額内訳書
- 見積書(複数業者から取得推奨)
- セミナー受講証明(事後アンケート含む)
- SECURITY ACTIONの自己宣言
- 委員会設置証明(施設系サービス事業所のみ)
- ケアプランデータ連携システム利用宣言(居宅系のみ)
※詳細は和歌山県公式ページをご確認ください。
■ 導入のメリット
補助金を活用することで、以下のような効果が期待できます:
- 職員の負担軽減:夜間の巡回業務や記録業務の効率化
- 利用者の安全確保:転倒・徘徊などのリスクを早期に察知
- 業務の標準化:ICTによる記録の一元管理
- 介護報酬加算の取得支援:夜間支援体制加算などの要件を満たしやすくなる
■ CareBirdも補助対象機器です
CareBirdの非接触型睡眠センサーは、TAISに登録された介護テクノロジー機器として、本補助金の対象となります。呼吸・心拍・体動をリアルタイムで検知し、夜間の異常を即座に通知。職員の負担軽減と利用者の安全確保に貢献します。
また、介護記録ソフトとの連携も可能で、パッケージ型導入にも対応しています。導入に関するご相談や申請サポートも承っております。
■ まとめ:補助金を活用して介護現場のDXを加速
和歌山県の「介護テクノロジー定着支援事業補助金」は、介護現場の課題解決に向けた強力な支援制度です。最大400万円の補助を活用して、ICT機器の導入による業務効率化とケアの質向上を実現しましょう。
CareBirdでは、補助金申請に必要な書類の準備から導入後の運用支援まで、補助金実績のあるスタッフがワンストップでサポートいたします。ご興味のある事業所様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
